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岩手で家を建てる際に気になる耐震性。制震、免震など、その他の地震対策との違いについて解説しています。
大きな地震を経験した地域でもある岩手をはじめ、日本で住宅を建てる際に重要視されるのが耐震性です。耐震と似たような言葉で、制震、免震がありますが、それぞれ、何が異なるのでしょうか?以下にまとめました。
耐震は、壁や柱を強化したり、補強材など入れたり、接合部の強度を上げるなどして、建物自体の強度を上げ、地震の揺れに耐えるつくりにすることです。建築基準法に沿った地震対策としてポピュラーな工法です。
耐震工法は、「建築物が倒壊せず、住人が避難できること」を前提としています。
建物の内部に「ダンパー」と呼ばれる振動低減装置を組み込み、地震の揺れを吸収し、振動を抑える工法です。地震の揺れはダイレクトに伝わりますが、建物自体が受けるダメージを軽減することができます。
高層ビルなど、上階ほど揺れが増す高い建築物に対して、とても有効だといわれています。
建物と基礎との間に、ゴムやボールベアリングなどの免震装置を設置して、地盤と建物を切り離すことで、地震の揺れを直接、伝えないようにする工法です。
家が、地震の後を追ってゆっくり揺れるため、家自体に伝わる揺れは弱く、家が受けるダメージも少なくなります。
住まいづくりを考える際、豪雨、台風、豪雪など自然災害や気候、季節的特徴について考慮しておくのはとても大切です。なぜなら、どれだけデザイン性の高い家を建てても、猛烈な自然災害に襲われればそれだけで家はダメージを受けてしまうからです。災害の程度によっては一撃で家が破壊されてしまうこともあります。
さてその中において、耐震性の強化も家づくりでは必須項目となるでしょう。耐震性の強化とは、地震に耐えられる家を建てるということです。なぜこれが大切かというと、日本は世界の中でも有数の地震大国であり、「日本で地震が起きないエリアはない」と言われているからです。
2011年(平成23年)3月11日には東北地方において東日本大震災が発生し、岩手県でも大船渡市や釜石市、花巻市、一関市などで震度6弱を観測するなど、大津波と合わせて甚大な被害をもたらしたことは記憶に新しいことでしょう。
東日本大震災は特例であるとしても、日本は世界でも稀に見るほど地震の多発地帯であり、岩手に限らず日本のどのエリアであっても地震が起きうることは、気象庁も注意喚起しています。
従って、安全な住まいを考える際、地震対策は必須です。そして、家を新築したりリフォームする際は、耐震性の強い家が建てられる、そのノウハウを持っている建築会社に依頼することの重要性を認識しておきましょう。
まずは耐震、制震、免震の違いを知っていきましょう。
耐震は、上層階に行くほど建物の揺れが大きくなりますし、制震は、耐震に比べて上層階の揺れは抑えられますが、地表面よりも揺れが小さくなることはありません。
これに対し免震は、地表面の揺れを直接伝えないので、建物の揺れは地表面よりも小さくなります。
免震装置は、新築時に取り付ける対応が一般的で、リフォームで後から取り付けるのは難しいもの。また、耐震性能は標準仕様に含まれるケースが多いですが、免震は別途装置を取り付ける必要があるため、プラス350~600万円かかるのが一般的です。
最近では、耐震、制震、免震、それぞれの長所を組み合わせた地震対策も見られます。
なかでも多いのが、耐震と制震の組み合わせ。免震ほどのコストがかからないながらも、家の強度を高めて、地震の揺れを吸収してくれるということで、多くの支持を得ているようです。
家を建てる際は、工法の組み合わせによる地震対策も選択肢の一つに入れることをおすすめします。
ここでは、岩手県に拠点を構えている注文住宅会社をいくつか取り上げ、耐震性能に関する情報を紹介しています。(2021年9月調査)
一条工務店では、東京大学といった大学や研究機関と共同で耐震実験を行っています。阪神・淡路大震災や東日本大震災で計測された地震波と同じ値で実験することで、どのような性質の地震が起こっても耐えられる、優れた耐震性能を持つ家を目指しています。メインモデルの住宅だけでなく、取り扱うすべてのモデルに関して耐震実験を行っているところも特徴のひとつです。
また、地震後も安心して生活を続けられる住宅を目指しており、地震が起きても気密性能を維持できる注文住宅の提供を目指しています。家を建てる際には自社で地盤調査を行っているのもポイントです。
住所 | 岩手県一関市赤荻字堺105-1 |
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営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 要問い合わせ |
設立年 | 1978年 |
電話番号 | 0191-33-2511 |
モデルハウス/展示場/ショールーム | 盛岡日報展示場:岩手県盛岡市津志田13-2-6 日報ハウジングパーク 盛岡日報東展示場:岩手県盛岡市津志田13-2-1 日報ハウジングパーク 盛岡本宮アリーナ展示場:岩手県盛岡市本宮5-16-35 杜の住宅公園みらいえ 盛岡本宮東展示場:岩手県盛岡市本宮5-16-35 杜の住宅公園みらいえ 北上展示場:岩手県北上市北鬼柳21地割 IBCハウジングメッセ北上 大船渡展示場:岩手県大船渡市立根町字前谷地2-1 一関展示場:岩手県一宮市赤荻字堺105-1 JAMITいちのせき |
耐震性にこだわった住まいを提供するレオハウス。施主のライフスタイルに合わせて工法や制震装置を選べるのがポイントです。地震に強い家を建てるために、圧力を分散させるベタ基礎、横からのゆがみに強い剛床構造、強い剛性を持つ耐力面材、ねじれや傾きが生じにくい耐震構造の4つの技術を採用。総合的に高い耐震性を有する住まいを提案してもらえるでしょう。
また、揺れを効率よく吸収するレオハウス独自の制震装置「L-SAV」を開発。6つの強固な面で構成された構造体と合わせて、地震の揺れによる建物の変形を軽減してくれます。家を建てる際には、地盤調査のもと適した基礎を提案し、地盤保証まで付いてくるのも安心できるポイントです。
住所 | 岩手県一関市山目字中野25-1 |
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営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 水曜日 |
設立年 | 2006年 |
電話番号 | 0191‐33‐2022 |
モデルハウス/展示場/ショールーム | 一関店:岩手県一関市山目字中野25-1 |
住友林業が建てる家には、独自で開発されたビッグフレーム(BF)構法が取り入れられています。構造を支えるビッグコラム(柱)は、従来の柱と比べて約5倍の太さを持つのが特徴。BF構法ではビッグコラムと梁、基礎を金属で接合しているので、より強固な構造体を実現できます。
住所 | 岩手県盛岡市向中野3-10-23 |
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営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 火曜日、水曜日 |
設立年 | 1948年 |
電話番号 | 019-631-2025 |
モデルハウス/展示場/ショールーム | (展示場)岩手県盛岡市津志田13-2、岩手県盛岡市本宮5-16-35 |
リベストの工法は、日本の伝統的な「在来軸組工法」と北米発祥とされる「ツーバイフォー工法」の良いところを採用した「いい所とり工法」です。
リベストは「在来軸組工法」と「ツーバイフォー工法」の良さを踏襲した工法を標準採用し、地震に強い家を実現しています。
在来軸組工法のメリットは、柔軟に設計対応ができ、間取りを自由に作れることです。将来増改築をする際にも、ほかの工法と比較すると制約が少なく自由度が高いと言えます。
しかしツーバイフォー工法より地震に弱く、工期が長いという欠点も。
一方、ツーバイフォー工法は、面で支えるため揺れが少なく地震に強いメリットがあります。しかしながら、制約が多くて間取りの自由がきかず、増改築に関しても制約がかかってしまいます。
リベストでは、この2つの工法の良いところを融合し、通常の木造軸組工法に外周部の全面を構造用耐力面材で覆うことで耐震性をアップ。
その結果、「柱+筋かい」で支え、間取り自由度が高く、地震に強い「次世代型在来壁工法」ができました。
さらに、揺れを吸収する装置「Mamory(マモリー)」の導入で、繰り返し起こる地震に耐える家を作っています。
住所 | 岩手県奥州市江刺愛宕字橋本243 |
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営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 火曜日、水曜日 |
設立年 | 1992年 |
電話番号 | 0197-35-7135 |
モデルハウス/展示場/ショールーム | (展示場)岩手県盛岡市本宮6-32-35、岩手県北上市本石町1-6-63、岩手県一関市三関字日照24、岩手県奥州市江刺愛宕朴ノ木10-1 (ショールーム)岩手県奥州市江刺愛宕朴ノ木10-1、岩手県北上市本石町1-6-63 |
釜石の美弥ハウスでは「R+house」をコンセプトに建築をしています。デザイン性と機能性を、高い水準で両立する理想の住宅であり、高気密・高断熱、耐震性、コストパフォーマンスに優れています。
「R+house」の耐震性については、構造専門の建築士がすべての住宅をさまざまな角度から厳密にチェック。建物本体と家具や設備などへの荷重、台風などに備えられる風圧力、接合部や基礎の強度、ねじれが発生しないための偏心率について念入りに検査しています。
地震については耐震等級2を標準としており、耐震強度3も確保できます。
地震に強いのは、独自のR+パネルによる「パネル工法」によるもの。面で建物全体を支えるから、力が分散して横からの強い力にも耐えることが可能です。
さらに、施工後1年間は地震保証が付いています。地震や噴火による被害が発生した場合、瓦礫撤去や家具購入、仮住まいの宿泊料、食料日用雑貨品の購入、引っ越し代などを負担する、美弥ハウス独自の補償となっています。
住所 | 岩手県釜石市大渡町2-4-2 |
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営業時間 | 8:30~18:00 |
定休日 | お盆・正月 |
設立年 | 2011年1月26日 |
電話番号 | 0193-55-4018 |
モデルハウス/展示場/ショールーム | なし |
小田島工務店では、面構造を基本にした「ツーバイフォー工法」を採用しています。柱や梁で建物を支えるのが軸組工法ですが、ツーバイフォー工法では、構造用製材で作った枠組みに構造用合板を貼り付けた「パネル」によって床・壁・屋根を構成して建物を支えます。
軸組工法が「線」で支えるのに対し、ツーバイフォーは「面」で建物を支えているのです。
ツーバイフォー住宅では「六面体」ができあがり、家全体が強い一体構造の「モノコック構造」となります。一体構造とは極限の強度が求められる航空機用に開発されたもので、スペースシャトルや新幹線などにも採用されているほど。ツーバイフォー住宅は、地震や台風などの外力を建物全体で受け止め、荷重を分散するから耐震性に優れているのです。
また、地震の力によって生じる建物のねじれも、ツーバイフォーの一体構造なら変形せず、倒壊を防止できます。
ほかにも、耐火性、耐風性、耐久性、省エネといった面でもツーバイフォー住宅は優れており、小田島工務店ではツーバイフォー工法にこだわった家作りをしています。
住所 | 岩手県滝沢市牧野林1012-2 |
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営業時間 | 公式HPに記載なし |
定休日 | 公式HPに記載なし |
設立年 | 1951年 |
電話番号 | 019-687-2510 |
モデルハウス/展示場/ショールーム | 公式HPに記載なし |
常に「何のために住まいをつくるのか」と向き合い、住まいに必要なものを追求し続けている森の音。デザインだけではなく、自然との一体感、住まう人の要望、家でどう過ごしたいかを家づくりの基本と考え、しあわせな暮らしを想像できる家づくりを目指しています。
地域や自然、未来のしあわせを願うためには、家は機能的で心地良い場所、そして強い家でなければなりません。
そのために、省エネにつながる「ZEH(ゼッチ)」、「長期優良住宅」の対応もしています。
長期優良住宅の条件の中には、耐震性も含まれており、万が一地震が起こっても損傷が少なく、継続して住むための改修が容易にできることが求められます。
モデルハウスや施工事例を見ると、個性豊かな家が多い森の音ですが、地震などの災害に怯えず安心して暮らせる家づくりというのも、豊かな暮らし、しあわせな生活の根本と言えるでしょう。
家を建てる土地や周囲の自然とも調和しながら、地震にも備えられる家づくりをしています。
住所 | 岩手県岩手郡雫石町七ツ森182-6 |
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営業時間 | 8:30~17:00 |
定休日 | 公式サイトに記載なし |
設立年 | 公式サイトに記載なし |
電話番号 | 019-692-4210 |
モデルハウス/展示場/ショールーム | 【モデルハウス】岩手県岩手郡雫石町長山極楽野1-38 |
ダイワハウスでは、高い耐震性を誇る独自のエネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」を標準搭載した家「xevoΣ」を開発しました。
震度7クラスの地震に耐えられるのは「Σ型デバイス」が、強い揺れに対してしなやかに動く断面形状をしているから。揺れを吸収しながら、揺れ幅を軽減して揺れを早く収束させ、外壁や構造体の損傷を低減できます。
さらに、繰り返し起こる地震に対して、何度も耐えられる安全性の確保をすることが大切です。
「xevoΣ」の持続型耐震構造は、地震エネルギーを「Σ型デバイス」が吸収することに加え、建物自体の重さや家具などの重さによる縦方向の力は柱や梁が支えています。地震や台風など横からの力には、耐力壁「D-NΣQST」が受け止め、「Σ型デバイス」が吸収するので、震度7クラスの地震にも何度も耐えることが可能なのです。
さらに80mmの角形鋼管柱を標準採用。アンカーボルトに直径22mmの高強度異形鉄筋を使い、地震による建物の浮き上がりを防いでいます。
強い構造体が、天井高272㎝、間口幅最大710㎝を実現し、室内の空間にもゆとりが生まれました。
住所 | 岩手県盛岡市向中野2-1-1 |
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営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 公式HPに記載なし |
設立年 | 1955年 |
電話番号 | 019-634-1110 |
モデルハウス/展示場/ショールーム | (展示場)岩手県北上市北鬼柳21地割114、岩手県盛岡市本宮5-16-35内 |
セキスイハイムの家は、超高層ビルと同じ「ラーメン構造」と呼ばれるもの。ラーメン構造とは、地震の揺れによって限界を超えても、柱や梁が徐々に変形して地震エネルギーを吸収します。
さらに接合部分のすべてが耐力低下するまで、フレームとしての強度を維持し、建物の倒壊を防止しています。
このラーメン構造により、地震に備えられる家づくりを実施しているのです。
また、セキスイハイムの鉄骨ユニットも強靱な作りになっています。100㎜角の鉄骨柱は1本で4トンの重さに耐えられ、それぞれの接合も高精度な溶接ボックス型に一体化してさらなる強靱さを実現。
外壁も1枚1枚が木造軸組工法の耐力壁の2倍の強度と言われる「高性能耐力外壁」を使用。変形量が少ないため、地震で倒れず揺れを軽減してくれます。
外壁が家の周囲に配置されることで、建物自体が非常に強固となり、鉄骨ユニットのしなやかさと衝撃に耐える強固さを併せもつ家となります。
公式サイトの情報によると、独自の耐震実験を繰り返しており、震度7を3,000回繰り返しても歪みのない躯体であると証明しています(※1)。
※1参照元:セキスイハイム中部|2023年3月時点公式サイトで確認できた情報(https://www.816chubu.jp/earthquake/performance_heim/experiment.html)
住所 | 岩手県盛岡市津志田町3-7-23 |
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営業時間 | 公式HPに記載なし |
定休日 | 公式HPに記載なし |
設立年 | 1983年 |
電話番号 | 019-632-1020 |
モデルハウス/展示場/ショールーム | (展示場)岩手県盛岡市本宮5-16-35、岩手県盛岡市津志田13地割2、岩手県宮古市宮町4-5−25、岩手県北上市北鬼柳21地割86-3、岩手県釜石市松原町3-6-8、岩手県一関市赤荻字堺105-1 |
土屋ホームは、地震や火事、環境問題などと向き合いながら、家と人の暮らしがより安全であることを目指しています。
伝統的な工法と自由な発想で技術を組み合わせた、独自の技術開発を行い、高い水準の安全性能を実現しています。
土屋ホームのオリジナル構造体は、軸組構造と壁構造を組み合わせた「点」と「面」で家を支えるというもの。地震や台風など、外からの力を集中させることなく、建物全体に分散させて住宅としての強靱さを実現しています。
柱と柱の接合部分には、オリジナルの接合金物を採用し、さらなる耐久性の向上も図っています。
さらに建物を強固にするために、基礎・土台も部分を大切にしています。土屋ホームの基礎・土台は鉄筋とコンクリートを組み合わせた強靱な構造。家自体の重さに耐え、土地によって異なる沈下を防いで安全性と耐久性を両立させています。
住所 | 岩手県盛岡市向中野7-1-32 |
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営業時間 | 公式HPに記載なし |
定休日 | 公式HPに記載なし |
設立年 | 1976年 |
電話番号 | 019-631-3211 |
モデルハウス/展示場/ショールーム | 公式HPに記載なし |
ミサワホームの「木質パネル接着工法」は、木質パネル同士を強力な接着剤で接合することにより「面」として強固な構造になります。それをさらにスクリュー釘でがっちり留めた「モノコック構造」の家は、ジェット機などと同じ一体構造であり、どの方向からの力も建物全体で受け止めて力を分散します。
新構法の「センチュリーモノコック」では、高耐力仕様が標準となりました。従来の工法と比較すると、耐力壁のせん断耐力は約1.3倍。さらに独自形状のアンカーボルトは、先が釣り針のように曲がっていることで引き抜きにくく、基礎部分との優れた結合耐力を確保しています。数度にわたって大きな地震が来ても、基礎と建物の断裂を防ぎ、大きな余震にも耐えられるように備えました。
ミサワホームでは、耐震と免震の両方を併せもつ“制震”という考え方で、住宅では制震装置「MGEO」を開発。公式サイトの情報によると、耐震構造の限界強度を確認する実大建物実験を行い、2,000ガルの振動(阪神・淡路大震災の2倍を超える地震波)を与えても構造体に損傷が見られなかったとのことです(※2)。
※2参考元:ミサワホーム|2023年3月時点公式サイトで確認できた情報(https://www.misawa.co.jp/kodate/kodawari/mgeo/)
住所 | 岩手県盛岡市下太田下川原45 |
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営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 火曜、水曜 |
設立年 | 1967年 |
電話番号 | 019-656-3111 |
モデルハウス/展示場/ショールーム | 杜の住宅公園『みらいえ』:岩手県盛岡市本宮5-16-35 杜の住宅公園「みらいえ」 北上展示場:岩手県北上市北鬼柳21 IBCハウジングメッセ北上 |
アエラホームでは、3つの地震の脅威である強い揺れ・繰り返す揺れ・共振現象に備えるため、「耐震」「制震」「省令準耐火」が標準装備されている「クラージュ」を開発しました。
耐震対策として、木と木の接合部に耐震ジョイント金物を合わせ、木軸接合より平均2.5倍の強度を実現。建物の構造自体が揺れに対して強くなりました。
さらに建物の骨組みに特殊装置を取り付けることにより、建物の揺れを吸収して揺れを小さくし、倒壊を防ぐ「KブレースⅡ」で制震します。
外壁面には壁倍率4倍となるハイベストウッドによって強化しつつ、建物の内部に揺れを吸収する制震システムを採用。これによって縦横双方の揺れを吸収することができ、さらに耐震+制震を強化しています。
そして地震後の火災に備えるために、1階の天井にグラスウールを使用し、さらに12.5㎜厚の強化石膏ボードを設置。軒天井ボードにも防火仕様の材質を使い、万が一火災が起きた際に一気に燃え広がるのを防ぐ「ファイヤーストップ構造」で備えます。
住所 | 岩手県宮古市宮町1-4-34-2号 |
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営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 水曜、木曜 |
設立年 | 1984年 |
電話番号 | 0193-65-1270 |
モデルハウス/展示場/ショールーム | 盛岡店:岩手県盛岡市向中野 5-11-41 三陸店(釜石営業所):岩手県釜石市大町2-2-25 太田ビル1F |
タマホームでは、長期優良住宅に対応しています。その基準の1つであるのが耐震性。長期優良住宅の認定基準として住宅性能表示制度「等級2」以上が求められているのに対し、タマホーム「大安心の家PREMIUM」では、「等級3」を実現しています。
タマホームの「大安心の家PREMIUM」は、日本の風土に合った木造軸組在来工法。木の家にこだわり、伝統的な技に現代の高度な建築技術とタマホーム独自の木材流通や品質管理システムを合わせることによって丈夫で高性能な家を実現しました。
一般的な軸組工法と違い、壁に構造用耐力面材を使うことで、「面」で地震の力を受け止め、建物にかかる負担を分散しています。
さらに基礎部分には家全体をしっかりささえる「ベタ基礎工法」を採用しており、着工前に全棟で地盤調査を実施して建築に適した強度があるかを確認しています。
強度不足の場合は、基礎補強工事や地盤改良工事を行い、適切な地盤の強度を確保。それから基礎部分の底面全体を鉄筋コンクリートの面構造にし、家の荷重を分散させています。タマホームは2017年10月に、国立研究開発法人防災科学技術研究所にて「大安心の家」の実大振動実験を行っています。実験に用いた「大安心の家」は、標準仕様の耐震等級3(最高等級)の構造で、2階建ての設計。最大震度7を想定した揺れを複数回与え、実験後の建物の状態を様々な角度で検証した結果、倒壊・半壊しないレベルの高耐震性を確保していることが証明されています(※3)。
※3参考元:タマホーム|2023年3月時点公式サイトで確認できた情報(https://www.tamahome.jp/products/lineup/daianshin_premium/structure/)
住所 | 岩手県盛岡市北飯岡4-1-5 |
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営業時間 | 9:00~20:00 |
定休日 | 水曜 |
設立年 | 1998年 |
電話番号 | 0120-923-825 |
モデルハウス/展示場/ショールーム | 盛岡支店:岩手県盛岡市北飯岡4-1 北上営業所:岩手県北上市村崎野16-176-3 一関店:岩手県一関市赤荻字堺105-1 JAMITハウジングギャラリーいちのせき内 |
トヨタホームは、鉄を熟知したトヨタならではの独自の鉄骨ラーメン構造を採用しています。鉄骨ラーメン構造とは、高層ビルにも採用されている構造で、鉄のしなやかな粘り強さが高い耐震性を発揮します。
単体でも強い鉄の柱と梁ですが、それをさらに強固に接合し、強靱な構造体である「パワースケルトン」を採用。125㎜角の太い柱を使うことで、18.2トンの重量を支えることが可能です。さらに柱をユニットにボックス化することで、強度を26.7トンの約1.5倍にしました(※4)。
柱と梁の接合部には力が集中しますが、「変形防止プレート(ダイアフラム)」を内蔵することにより、接合部の強度を約35倍アップ(※5)。強い揺れが来ても耐えられる構造を実現しました。
このように、強靱な「パワースケルトン」を作るためには、柱と梁を繋ぐ強接合の技術です。鉄に長く携わってきたトヨタだからこそ、制度の高い溶接を行うための技術者が在籍しています。
さらにはクルマづくりのノウハウを活かした防錆技術や、自社工場での品質管理により、徹底したさび対策を行っています。
※4※5参考元:トヨタホーム|2023年3月時点公式サイトで確認できた情報(https://www.toyotahome.co.jp/chumon/technology/since/skeleton/)
住所 | 岩手県北上市相去町葛西檀10-3 パークサイド大堤1F |
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営業時間 | 10:00~18:30 |
定休日 | 記載なし |
設立年 | 記載なし |
電話番号 | 0197-71-2515 |
モデルハウス/展示場/ショールーム | 記載なし |
三井ホームは、6つの要素から耐震性能を追求しています。
1つ目は、家の基礎を面で支える超剛性ベタ基礎の「マットスラブ」。線で支える一般的な布基礎と異なり、面で支えるから多少の揺れでは動じません。鉄筋量は従来の約2倍で、安定性と強さで家全体を支えます。
2つ目は三角形の強さで支える「トラスフロア」。負荷を受けると変形する四角形に比べ、三角形は負荷がかかっても変形しにくいのです。
3つ目に木を一体化させる「ネイルプレート」で、接合部を強化。1カ所の接合部で約4トンまでの重量に耐えられます。
4つ目は家の構造材に木を使用していることです。圧縮に耐える強度は、コンクリートより木の方が優れています。
5つ目は、外壁下地材に「スーパーファインクリート」を使っていること。モルタルと違い、飛来物に負けない耐衝撃性を実現しています。
6つ目は、約2.4トンの大型車が乗っても耐えるほどの強い屋根「ダブルシールドパネル」です。地震だけでなく、台風や大雪にも強いのが特徴。
2016年6月2日・3日にかけて国立研究開発法人土木研究所で実施された3階建てのプレミアム・モノコックGの耐震実験によると、実験期間中に震度7レベルの地震はを60回加振しても耐え抜き、構造躯体の強さを実証しました(※6)。
※6参照元:三井ホーム|2023年3月時点公式サイトで確認できた情報(https://www.mitsuihome.co.jp/home/technology/taishin/)
住所 | 岩手県盛岡市本宮6-24-43 |
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営業時間 | 記載なし |
定休日 | 記載なし |
設立年 | 1974年 |
電話番号 | 019-634-0431 |
モデルハウス/展示場/ショールーム | 記載なし |
フェニーチェホームは、地震に強い家づくり推進のために、建築基準法の基準より耐震強度1.5倍の強度を基準にしています。これは耐震等級3に該当します。
耐震性に優れている理由のひとつは、独自の「パワービルド工法」。フェニーチェホームオリジナルの高性能金物によって柱と梁などを接合し、構造用耐力壁によって点と面、両方で建物を支えます。
柱と梁には頑丈な構造用集成材を使い、強度をアップ。従来の木造軸組工法では、地震によるゆがみや変形が心配でしたが、パワービルド工法なら剛性を大幅に強化できます。
オリジナル接合用金物は、ボルトを使わない一体成形型の梁受け金物。外力がかかると強い力がかかる接合部分を強化しつつ力を分散し、地震の力を全体で受けて変形や倒壊を防ぎます。
また、パワービルド工法ではボルトやナットを使わないため、接合部がゆるむこともありません。新築時の性能を長期間維持でき、施工する人の技術も必要としません。
パワービルド工法は、2006年5月26日に独立行政法人土木研究所で行われた実大振動実験にて、阪神・淡路大震災の1.25倍の振動を受けても耐えられる耐震性能を発揮できたと実証されています(※7)。
※7参考元:フェニーチェホーム|2023年3月時点公式サイトで確認できた情報(https://www.fenicehome.com/technology/safety/)
住所 | 岩手県宮古市崎鍬ヶ崎第11地割16-19 |
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営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 水曜 |
設立年 | 公式HPに記載なし |
電話番号 | 0120-220-740 |
モデルハウス/展示場/ショールーム | (モデルハウス)岩手県宮古市崎鍬ヶ崎第11地割16-19 |
積水ハウスでは、国土交通大臣に認定された独自の地震動エネルギー吸収システム「シーカス」を採用しています。
シーカスとは、フレームにK型に組み込んだ「シーカスダンパー」によって地震動エネルギーを熱エネルギーに変換し、発生した熱を放散することで揺れを吸収する制震構造になっています。
さらにベースの「ダイナミックフレーム・システム」に「シーカスフレーム」を効率よく配置して、地震の揺れによる家の変形を半分以下に抑えることも可能。内側・外側どちらの損傷も軽減して、震度7クラスの大地震や繰り返す余震にも耐え得る強靱さを発揮します。
3階建ての家では、高層ビルで採用される重量鉄骨ラーメン構造を進化させ、独自の「フレキシブルβシステム」を開発しました。地震の際には、構造躯体と大型鉄筋コンクリート布基礎がエネルギーを吸収し、揺れに耐える造りになっています。
公式サイトの情報によると、実大モデルによる振動実験を245回実施しており、実験の最後に入力波最大速度160カイン(兵庫県南部地震の最大速度を超える揺れ)を与えても、倒壊することなく、外壁の損傷や脱落も見られなかったとのことです(※8)。
※8参考元:積水ハウス|2023年3月時点公式サイトで確認できた情報(https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/products/steel2/technology/anshin/)
住所 | 岩手県盛岡市本宮2-1-3 |
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営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 火・水・祝日 |
設立年 | 1960年 |
電話番号 | 019-635-2525 |
モデルハウス/展示場/ショールーム | (展示場)岩手県盛岡市本宮5-16-35、岩手県一関市赤荻字堺105-1、岩手県北上市北鬼柳21-86-7、盛岡市津志田13-2-1 (ショールーム)盛岡市本宮2-1-3 |
家を建てるうえでママさんが気になることはたくさんあると思います。 長く安心して住みたいからアフターフォローが充実していてほしい、なるべく価格を抑えたい、寒い地域なので住みやすさ(暖かさ)を重視したいなど様々です。 そこで今回は岩手県の注文住宅会社の中からか各ニーズに対応した注文住宅会社を3つ紹介します。
選定基準:Googleにて「岩手 注文住宅」で検索し、10P内に表示された企業40社が調査対象(2023/12/20時点)。 その中から「保証を重視するなら」「価格を重視するなら」「住みやすさを重視するなら」の3つに分けておすすめを紹介。
引用元:パルコホーム公式サイト
https://www.palcohome.com/project/kids/kids001/
引用元:パルコホーム公式サイト
https://www.palcohome.com/project/mamaraku/
引用元:パルコホーム公式サイト
https://www.palcohome.com/project/order/
※1 例)38.7万円/坪で本体価格2,000万円の建築実例あり
参照元:SUUMO(https://suumo.jp/chumon/tn_iwate/rn_palcohome/149539_0001/jitsurei/jc_0004/)
引用元:北洲ハウジング公式HP
https://www.hokushuhousing.co.jp/case/12973/
引用元:北洲ハウジング公式HP
https://www.hokushuhousing.co.jp/case/9027/
引用元:北洲ハウジング公式HP
https://www.hokushuhousing.co.jp/case/1096/
※2 例)74.4万円/坪で本体価格3,499万円の建築実例あり
参照元:SUUMO(https://suumo.jp/chumon/tn_iwate/rn_hokushuhousing/501345_0001/jitsurei/jc_0004/)
引用元:北日本ホーム公式サイト
https://kitanihonhome.com/publics/index/27/detail=1/b_id=98/r_id=46/#block98-46
引用元:北日本ホーム公式サイト
https://kitanihonhome.com/publics/index/27/detail=1/b_id=98/r_id=43/#block98-43
引用元:北日本ホーム公式サイト
https://kitanihonhome.com/publics/index/27/detail=1/b_id=98/r_id=34/#block98-34