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天窓を設置したいとお考えの方へ。天窓は採光性に優れ、風通しを良くし、プライバシーや防犯性を確保できるというメリットがあります。固定タイプ、手動タイプ、電動タイプの3種類があり、それぞれ特徴が異なります。固定タイプは通気性がなく安価、手動タイプは通気性に優れ操作が手間、電動タイプはリモコン操作で便利ですがコストが高いです。デメリットとしては、設置コストやエアコン代、雨音、雨漏りのリスク、メンテナンスの手間があります。
天窓の設置場所はリビングや玄関、ランドリールーム、キッチンなどがおすすめです。寝室や勉強部屋は雨音が気になるため避けたほうが良いでしょう。採光のみを目的とするなら固定タイプ、通気性も求めるなら手動または電動タイプを選びましょう。天窓を上手に取り入れて、明るく風通しの良い家を実現してください。
天窓には固定・手動・電動といった種類があります。
まず固定タイプは、窓の開閉はできないため通気性はありません。ただ、手動や電動タイプと比較すると安価に導入できる点がメリットです。
一方、手動タイプは開閉用の棒やハンドルが設けられており、手動で天窓を開閉できます。換気したいときには窓を開けられるため通気性に優れていますが、電動タイプと比較すると開閉の操作が手間です。
その点、電動タイプはリモコンを使って天窓を開閉できます。センサー機能もついており、雨を感知して自動で天窓を閉めることも可能。ただし、固定タイプや手動タイプよりも設置コストがかかります。
天窓にはさまざまなメリットがあります。特に「明るい空間を実現したい」「風通しの良い家にしたい」「採光のための窓が欲しいけれど、防犯対策もしたい」という方は要チェック。天窓をつけることで、理想の家を実現できるかもしれません。
天窓は採光性に優れています。住宅の採光性を確保するために、壁一面の大きな窓や高窓を設置するケースもあります。しかし、天窓を設置した方がより明るい空間を実現できます。
太陽光には直射光・反射光・天空光の3種類あります。天窓は直射光や天空光を採り入れやすい点がメリット。天空光は曇り空でも差し込むため、壁面の窓や高窓と比較して、天窓の採光性はかなり高いといえます。
手動タイプや電動タイプのように開閉できる天窓を設置することで、通気性も確保できます。住宅を建築する立地によっては、住宅密集地のため風が直接吹き込まないケースもあるでしょう。その場合は高低差のある2つの窓を開けることで風を通せます。
また、建物内の高い位置と低い位置の温度差によって上昇気流が生じ「煙突効果」が発生。温かい空気は天窓から抜けていくため、夏の熱気を外へ逃がせます。
岩手エリアのような寒冷地では、冬に石油ストーブなどの暖房器具が欠かせません。しかし結露やカビの発生リスクがありますから、定期的な換気は必須です。天窓があれば、優れた通気性が大活躍。寒い冬でも室内が冷え切る前に換気できるでしょう。
なお、寒冷地では三層ガラスを使用した「寒冷地タイプ」の天窓を採用するのがおすすめです。
天窓は空に向けて開いている窓のため、周囲の人から覗き込まれることはまず無いでしょう。そのためプライバシー面でも優れているといえます。
また、天窓は採光性が高いことから、小さな天窓でも光や通気性を十分に確保できます。そのため、万が一天窓から室内が見えても覗き込まれる範囲は狭くなります。
「天窓から犯罪者が侵入するのではないか」と不安に思う方もいるかもしれません。しかし、天窓は防犯性の高い窓です。
まず、天窓に使用されているガラスや網入りガラスは貫通させにくいつくりになっています。そのため侵入者が天窓を割って侵入するのは困難です。そもそも天窓から室内へ侵入できたとしても、壁を伝うことは不可。天井から垂直に落下してしまいます。天窓から犯罪者が侵入する可能性は低いでしょう。
採光性や通気性に優れた天窓ですが、音やメンテナンスについて把握しておかなければ後悔するポイントがあります。デメリットもしっかりチェックしておきましょう。
天窓の設置にはコストがかかります。
また、天窓から太陽の光が入り込むことで、室内の温度に影響します。特に暑い夏は室内に熱が入り込み、エアコン代が高くついてしまう可能性も。現在では遮熱性の高いガラスや寒冷地仕様の天窓も登場していますが、通常の窓を設置するよりもコストがかかります。
空に向けて設置されている天窓には、垂直に近い形で雨が叩きつけます。うるさいというほどではありません。しかしどうしても雨音が出てしまうため、寝室や勉強部屋などの設置には向かないでしょう。天窓を設置する場所は選ぶ必要があります。
天窓を設置するためには屋根に穴をあけますから、雨漏りのリスクがゼロではありません。そのため、雨漏り対策は必須。
たとえば天窓のゴムパッキンの劣化や施工不良によって、雨漏りが生じることもあります。施工は慎重に行い、天窓に流れ込む雨を確実に排水できるようにしなければなりません。また、定期的なメンテナンスも重要です。
天窓や高窓は建物の高い位置にあるため、メンテナンスには手間がかかります。たとえば天窓の内側を掃除する際は、はしごや脚立を使って柄の長いグラスワイパーで掃除します。また、外側の掃除は自分で行うことは困難なので、専門業者への依頼が必要です。
さらに、天窓に使われている樹脂が劣化すると雨漏りリスクが高まるため、定期的なメンテナンスも依頼しなければなりません。
天窓の設置場所は、天窓のメリットを活かせる場所がおすすめです。
たとえば採光性や通気性が高いことから、明るさが欲しいリビングや玄関、換気したいランドリールームやキッチンなどがおすすめ。ただし雨音が気になるため、寝室や勉強部屋は避けた方が良いでしょう。
なお採光のためだけに天窓を設置したい場合は、コストを抑えられる固定タイプがおすすめです。北側や東側に設置してみてはいかがでしょうか。通気性も確保したい場合は、開閉可能な手動タイプか電動タイプを選びましょう。
天窓は採光性に優れており、開放感のある空間を実現できます。ただしコストやメンテナンス面ではデメリットもあるため、理解したうえで設置を検討しましょう。
また、当サイトでは岩手エリアで注文住宅建築を行っている業者をまとめています。子育てママ目線で家づくりを行っている会社も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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選定基準:Googleにて「岩手 注文住宅」で検索し、10P内に表示された企業40社が調査対象(2023/12/20時点)。 その中から「保証を重視するなら」「価格を重視するなら」「住みやすさを重視するなら」の3つに分けておすすめを紹介。
引用元:パルコホーム公式サイト
https://www.palcohome.com/project/kids/kids001/
引用元:パルコホーム公式サイト
https://www.palcohome.com/project/mamaraku/
引用元:パルコホーム公式サイト
https://www.palcohome.com/project/order/
引用元:北洲ハウジング公式HP
https://www.hokushuhousing.co.jp/case/12973/
引用元:北洲ハウジング公式HP
https://www.hokushuhousing.co.jp/case/9027/
引用元:北洲ハウジング公式HP
https://www.hokushuhousing.co.jp/case/1096/
引用元:北日本ホーム公式サイト
https://kitanihonhome.com/publics/index/27/detail=1/b_id=98/r_id=46/#block98-46
引用元:北日本ホーム公式サイト
https://kitanihonhome.com/publics/index/27/detail=1/b_id=98/r_id=43/#block98-43
引用元:北日本ホーム公式サイト
https://kitanihonhome.com/publics/index/27/detail=1/b_id=98/r_id=34/#block98-34