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注文住宅を建てる際、電気・ガス・水道などのライフラインの契約手続きに悩んでいる方へ。新しい家で快適に生活を始めるためには、これらのライフラインの確保が重要です。この記事では、ライフラインをスムーズに利用開始するための手続きの流れやタイミング、特に注意すべき点について詳しく解説しています。ライフラインの確保は新居での生活の基盤ですので、この記事を参考にしっかりと準備を整えましょう。
まずは、電気・ガス・水道共通でやるべき手続きについて説明します。
引越し当日から安心してライフラインを確保するためにも、しっかりと確認しておきましょう。
新築住宅は賃貸とは違い、少し手続きが異なります。
大きな違いとして、名義変更をおこなう必要があります。
新築の注文住宅の場合、引き渡し前までは建築会社の所有物という扱いになります。
そのため、電気やガス、水道などの名義は建築会社のものとなっているので、自分たちで使えるように名義変更をしましょう。
タイミングとしては、引き渡し前日までに新居の地域を管轄している水道局や電力会社・ガス会社に連絡し、引き渡し日から名義が自分たちのものになるように手続きをおこないます。
電気では、立ち会いの必要がないことから、利用開始の手続きをおこなうとすぐに使用できるようになります。
電気を使用する際は、ブレーカーを入れてから使用しましょう。
旧居の利用停止と新居の利用開始の手続きをするために、いつまで使うのか・いつから使うのかを電力会社に連絡をします。
すぐに使用できる電気ですが、トラブル回避のために引越し一週間前までに連絡しておくと安心です。
電気は、電柱や電線から引き込むため、新居の近くに電柱があるかどうか、電線が届くかどうかを確認しておきましょう。
電気の引き込みには料金がかかり、一般的には10万円〜20万円と言われています。
引き込みの方法によっては料金が変動しますので、電柱のプレートに記載されている電力会社に相談することをおすすめします。
中には電柱が敷地内にある場合や、入り口を塞いでしまうケースがあると思います。
そのような場合、電柱の位置を移動させることも可能です。
電柱の移動の料金として、敷地内での移動であれば無料の場合がありますが、費用が約10万円〜30万円かかる場合もあります。
その他にも、敷地内から敷地外への移動・隣家の邪魔になるような場所への移動は不可とされているケースもありますので、こちらも電力会社に確認するようにしましょう。
ガスも、いつまで使うのか・いつから使うのかといった利用停止・利用開始の連絡をガス会社にする必要があります。
水道や電気とは違い、ガスは手続き後すぐに利用できるわけではなく、爆発の危険性があることから立ち会いが必要になります。
ガス立ち会いの必要があることから、その日程も考慮して引越しの2週間前までに連絡しておくと良いでしょう。
この時に、立ち会いの予約をします。ガスの立ち会い業務が立て込む時期や曜日・時間帯によって、使用開始予定日に立ち会いが可能な職員がいない場合もありますので、引越し当日にガス会社の職員が立ち会いできるよう、引っ越し2週間前までに立ち会いの予約をしましょう。
注文住宅を建てる際は、地中に埋まっている水道やガスの配管のことをつい忘れがちです。
配管の引き込みには費用が発生するため、土地を購入する際は水道・ガスの引き込みについても考慮して検討するようにしましょう。
都市ガスの場合のガスの引き込み費用は以下の通りです。
プロパンガスの場合は、ボンベを置くだけのため初期費用はかかりませんが、ガス代は高くなります。
水道は同じ市内で引っ越す場合、利用停止・利用開始の連絡する箇所は同じ水道局に連絡してOKです。
市外に引っ越す場合は、旧居の地域を管轄している水道局に利用停止の連絡をし、新居の地域を管轄している水道局に利用開始の連絡をする必要があります。
この時、新居の住所と水栓番号を聞かれる場合がありますので、連絡する際は事前に水栓番号を控えておくと良いでしょう。
水道も、利用開始の連絡をするとすぐに使用できるようになります。
ですが、こちらも万が一の場合に備えて、引越しの一週間前ほどを目安に連絡しておきましょう。
ガスの項目でも説明しましたが、水道の配管が通っていない場合は引き込み工事が必要になります。
そのため、土地を購入する際は配管が通っている土地なのかや、どうしても希望の土地に建てたい場合は引き込み工事を含めた予算を建てる必要があります。
水道の引き込み行為に費用は以下の通りです
以上が費用の目安となります。
配管の長さや浄化槽の大きさ、その他の特殊工事により費用が変動しますので、詳しくは水道局に直接ご確認ください。
以上のように、新築の注文住宅でのライフラインの確保は、賃貸に比べるとやや複雑な部分や確認しなければいけない部分が多くあります。
また、配管が通っていないところや電柱がない・電線が届かない場合は、別途引き込みによる費用が発生してしまいます。
電柱からの電気の引き込みが可能かどうかや、水道・ガスの配管が通っているかは素人では到底確認することができません。
更に、これらの情報は地域差もあるため、事前に電力会社や水道局・ガス会社に相談することや、その土地に精通した不動産会社に相談して、配管の状況や電気の引き込みが容易であることも考慮しながら土地を探すようにしましょう。
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家を建てるうえでママさんが気になることはたくさんあると思います。 長く安心して住みたいからアフターフォローが充実していてほしい、なるべく価格を抑えたい、寒い地域なので住みやすさ(暖かさ)を重視したいなど様々です。 そこで今回は岩手県の注文住宅会社の中からか各ニーズに対応した注文住宅会社を3つ紹介します。
選定基準:Googleにて「岩手 注文住宅」で検索し、10P内に表示された企業40社が調査対象(2023/12/20時点)。 その中から「保証を重視するなら」「価格を重視するなら」「住みやすさを重視するなら」の3つに分けておすすめを紹介。
引用元:パルコホーム公式サイト
https://www.palcohome.com/project/kids/kids001/
引用元:パルコホーム公式サイト
https://www.palcohome.com/project/mamaraku/
引用元:パルコホーム公式サイト
https://www.palcohome.com/project/order/
引用元:北洲ハウジング公式HP
https://www.hokushuhousing.co.jp/case/12973/
引用元:北洲ハウジング公式HP
https://www.hokushuhousing.co.jp/case/9027/
引用元:北洲ハウジング公式HP
https://www.hokushuhousing.co.jp/case/1096/
引用元:北日本ホーム公式サイト
https://kitanihonhome.com/publics/index/27/detail=1/b_id=98/r_id=46/#block98-46
引用元:北日本ホーム公式サイト
https://kitanihonhome.com/publics/index/27/detail=1/b_id=98/r_id=43/#block98-43
引用元:北日本ホーム公式サイト
https://kitanihonhome.com/publics/index/27/detail=1/b_id=98/r_id=34/#block98-34