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「なんだか古臭い」「わざわざ作る必要なさそう」と思われがちな和室。しかし、子育て世帯にとって実にさまざまな魅力があるのです。
畳は音が響きにくいため、子どもの足音を抑えやすい点がメリット。赤ちゃんの頃のハイハイ程度なら音も小さいでしょう。しかし、歩きはじめたり走ったりできるようになると、子どもが出す音も大きくなります。フローリングの場合、床を踏みしめる音やおもちゃを落とす音などが室内に大きく響くようになります。
畳は何層も乾燥わらを重ねて締め付けて圧縮しており。厚みがあるおかげで音を吸収しやすいため、床への防音対策になります。より防音性を高めたい場合、畳の下に防音マットを敷くことで音に悩まされにくくなるでしょう。
歩きはじめたばかりの子どもは姿勢が安定しておらず、すぐに転倒するものです。フローリングの床は硬いため、子どもが転ぶことを心配する人も多いでしょう。畳はクッション性があるため、フローリングに比べればケガのリスクは抑えられます。
また、子どものそばに座ったり添い寝をする際にも、クッション性のある畳であれば負担が少ない点もポイントです。
天然い草の畳は調湿性があります。部屋の湿度が高いと湿気を吸収し、逆に乾燥した場合には湿気を出すような働きです。赤ちゃんはよく汗をかくため、調湿性の高い畳であれば快適に過ごしやすくなるでしょう。
ただし、これは天然い草の話であり、樹脂などの畳だと調湿機能は期待できないため注意が必要です。
畳は内部に空気が含まれているため、空気の層が断熱効果を生み、フローリングのように底冷えをすることを防ぎます。
また、床からの冷気が広がるのを防ぐ効果もあり、室内の暖房効率を高める点もメリット。夏の暑さについても、断熱性・調湿性によって過ごしやすくしてくれます。
畳に使われているい草には無数の気孔があり、この構造により臭いの吸収を行う働きがあります。また、い草には抗菌作用もあるため消臭効果を高めてくれるのです。汗やおしっこなどの臭いも抑えてくれるため、畳が使われている和室は子どもを遊ばせやすいのです。
和室をリビング横に設置することで、子どもの様子をいつでも見守ることができます。キッチンで料理をしながらでも様子を確認できるでしょう。また、子どもが昼寝から目覚めて泣きはじめてもすぐに対応できます。授乳やおむつ替えなども行いやすくなるでしょう。
和室は用途の幅広さもメリットです。ベッドがなくても布団を敷けば、赤ちゃんのお昼寝に使うことができます。大きくなれば子ども部屋としても使えますし、ひとり立ちした後は夫婦の部屋として使用することもできます。お客さんが訪れた際は、来客用のスペースとして使用もできるのです。
和室をモダンでおしゃれにしたいなら、植物をプラスしてみてください。床の間に一輪挿しで1~2輪飾るだけでも室内の雰囲気は変わります。
また、枝ものと呼ばれる松や梅などの枝を持つ花も華やかでおすすめです。生花よりも長持ちしますし、手入れも難しくない点もメリット。和の花だけでなく欧米の洋花を活けると、また違った華やかさを演出できます。
和室を小上がりにする場合、段差があることで別の空間のようなメリハリをつけることができます。また、腰掛けられる段差にもなるので、高齢の親と同居する場合や親が遊びに来た際にも使いやすい部屋となるでしょう。また、和室の下を収納スペースとしても活用することも可能です。
フラットにするのも選択肢のひとつです。フラットの場合、リビングの延長のような感じになり、一体感が生まれます。つまずくこともないため安全性が高く、掃除のしやすさもメリットです。
窓の配置は和室の雰囲気を左右します。窓から見える外の風景や、光の入り具合なども考慮しましょう。
掃き出し窓は大きいので、庭や縁側との一体感を意識すると良いでしょう。
腰窓は座った際に外の景色がよく見える位置に設置します。
壁の低い位置にある地窓は、外の風景だけでなく光の入り具合や畳の照らされ具合にも影響を与えます。配置を考える際には、光の入り具合も計算に入れておきましょう。
無垢材の壁や砂壁など、使用している壁の素材感を生かすことも和室のインテリアを考えるうえで重要です。面積の広い部分は一体感のある色味の壁材を使用しつつ、一部分だけアクセントクロスを貼るといった演出の方法もおすすめです。
照明による光の演出を計算に入れてもよいでしょう。必ずしも和室に合わせて和紙や竹素材の照明を選ぶ必要はなく、和モダンなタイプの照明器具を選んでも良いのです。あえてダウンライトを取り入れたり、間接照明で天井・壁の隙間から光を当てるインテリアなど、和モダンな和室を演出するポイントとなります。
収納棚も工夫一つでおしゃれなポイントに。たとえば飾り棚を設置してコレクションを置けば、見せる収納にすることもできるでしょう。
和室の場合、畳や障子、ふすまだけだと平面的な印象になりがちです。飾り棚に間接照明をプラスして、置いたものを照らすことで立体感や高級感が生むことも可能です。
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家を建てるうえでママさんが気になることはたくさんあると思います。 長く安心して住みたいからアフターフォローが充実していてほしい、なるべく価格を抑えたい、寒い地域なので住みやすさ(暖かさ)を重視したいなど様々です。 そこで今回は岩手県の注文住宅会社の中からか各ニーズに対応した注文住宅会社を3つ紹介します。
選定基準:Googleにて「岩手 注文住宅」で検索し、10P内に表示された企業40社が調査対象(2023/12/20時点)。 その中から「保証を重視するなら」「価格を重視するなら」「住みやすさを重視するなら」の3つに分けておすすめを紹介。
引用元:パルコホーム公式サイト
https://www.palcohome.com/project/kids/kids001/
引用元:パルコホーム公式サイト
https://www.palcohome.com/project/mamaraku/
引用元:パルコホーム公式サイト
https://www.palcohome.com/project/order/
引用元:北洲ハウジング公式HP
https://www.hokushuhousing.co.jp/case/12973/
引用元:北洲ハウジング公式HP
https://www.hokushuhousing.co.jp/case/9027/
引用元:北洲ハウジング公式HP
https://www.hokushuhousing.co.jp/case/1096/
引用元:北日本ホーム公式サイト
https://kitanihonhome.com/publics/index/27/detail=1/b_id=98/r_id=46/#block98-46
引用元:北日本ホーム公式サイト
https://kitanihonhome.com/publics/index/27/detail=1/b_id=98/r_id=43/#block98-43
引用元:北日本ホーム公式サイト
https://kitanihonhome.com/publics/index/27/detail=1/b_id=98/r_id=34/#block98-34